ミニクランポン

すたんぱどらー

2019年01月30日 06:09

物持ちがかなり良いほうなので、長年愛用しているものがたくさんあります。

そのひとつが、ミニクランポン。






日本だと、軽アイゼンという名称だったかな。


日本の山岳用語は、ドイツ語が多いからこの手の靴につける雪山やアイス用のスパイクのついたものは、ドイツ語から来た言葉でアイゼンと呼ばれているのだろう。


そしてこれは、簡易タイプの小型のものなので、軽アイゼン。




英語では、日本のアイゼンはクランポン(Clamp on)という。

クランプは留め具やかすがいなどのことで、それを付ける(On)からクランポン。

なんとも安直な名前。(笑)




日本で横文字の言葉は、英語が圧倒的に多いので勘違いするのも仕方ないが、各種専門の用語は英語でない場合が多い。

それは、その知識や技術を日本にもたらしたり大きな影響を与えた国の言葉を用いることが多いから。


山岳系や医療系は、ドイツあたりから持ち込まれたので必然的にドイツ語が多い。

そして年月が経つうちに、全く別の意味の日本語として捉えられるようになっていく言葉もある。



例えばツェルト。

これは、ドイツ語でテントを意味するので純粋にテントの事だが、日本では簡易テントくらいのちょっと別カテゴリーになってきていたり。




話を戻して、このミニクランポン。

スノーピークのもので、買ったのはまだ日本にいる時、それも25年くらい前だと思う。


めったに使うことは無いけれど、当時は簡易のものというとこれくらいしかなかった。


それが今では、マイクロスパイクや簡易スパイクとか言う名前で、そこまで雪深くなくても、普通の雪道や薄いアイスバーンでも使える、つめが小さくて靴全体を覆うようなものが主流になってきています。



バンクーバーでも山に行くと、下の写真のエバニューのSPIKE PROと同等のマイクロスパイクを着けて雪山を登っている人がたくさんいます。

これなら街に雪が積もった時も使える。

また先日、雪のまだ少ない時期に山に行ったとき、登山道がところどころアイスバーンになっていて特に帰りに降りてくるときにかなり難儀しましたが、これを着けている人たちは普通に歩いていました。

路面の状況によっても変わりますが、このマイクロスパイクはかなり使用できる範囲が広いので、今持っていなくて、とりあえず滑り止めが欲しいならば、私はミニクランポンよりもこのマイクロスパイクをお奨めします。


というか、自分も買うつもり。(笑)

次回の山行きまでには調達します。




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EVERNEW(エバニュー) SPIKE PRO EBY004




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