バンクーバー ダグラスファー
バンクーバーなどのカナダ西海岸の木々は、大きい木が多いです。
昔、バンクーバーが原生林の森だった頃はさらに大きな巨木の森でした。
幹の直径が10mあまり、高さも80mから100mくらいあるような木が森を形成していました。
ヨーロッパから移民が入ってきてそれらのほとんどは切られてしまって、今の森はそれ以降に生えてきた木の森で、セカンドジェネレーションやセカンドグロースといわれています。
その、以前の原生林を形成していた大きな木は、ダグラスファーといわれる。
ダグラスファーは、日本語では米松。
マツ科の木だそう。
今でも森にいけばあちこちで見られるし、けっこう大きくなっているものもある。
家などの建材にも適しているので、よく使われていて、日本にもたくさん輸出されています。
たまに、山を歩いていると、その古代の木が残っていたりすることがありますが、本当に大きい。
幹の太さは車が隠れるほど。
全部切らないで、ある程度保護しておけばよかったのにといつも思う。
18世紀、19世紀には、そんな自然保護の考えなどほとんどなかったのが本当に悔やまれる。
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