地磁気移動

すたんぱどらー

2019年02月07日 06:18

北極にある地磁気、北磁極の移動スピードが上がっています。

つまり以前より大きく動いているということ。



アウトドア、特にハイキングやカヌー、カヤックでツーリングをやる人には気になる話題。

だって、コンパス(方位磁針)の指す北が動いているということだから。

今は年間 55kmくらいの速度で動いているそうです。




地図には、地理的な経緯度の北を指す経度の線のほかに、追加で地磁気の北極とのズレを示してあるものがあります。

大抵は角度が書いてあって、コンパスを使うときにベアリングを調整したりします。

これがわずかずつでも日々変わっているということ。



ナビゲーションや、スマホなどが方位を認識する時に使用している「世界磁気モデル」というのがあるが、これが前倒しに更新された。

「世界時期モデル」は、5年に一回ほど更新されているものだけど、近年の地磁気の動きがあまりに早いのでこれからは更新頻度も上がるかもしれない。


5年に一回ということは、今の地磁気の移動速度(年間約55km)だと、5年も経てば280km近くも動くことになる。

実際には移動スピードは徐々に増しているそう。


20世紀は、そこまで大きな動きは無くて、進む方角もカナダの北部のあたりを行ったり来たりしている時もあったが、21世紀(2000年)ちょっと前くらいから動きが徐々に大きくなり、しかも同一方向なので移動量が激しくなっている。


この傾向は、まだこれからも続くようで、そうするとコンパスのベアリング調整をする角度も変わってくるということ。

今のところ、ハイキングなどに支障がでるほど大きな移動量ではないものの、10年も経つとかなり変わってくると思われる。


頭の片隅にでもおいて覚えておくと良さそう。




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